HYUNDAI ヒュンダイ JM キーあるのにエンジン掛からず…
2017-03-05
ホームページをご覧いただき、少し遠方のお客様よりのお問い合わせ。内容は、「ヒュンダイ JMのキーを落として、見つかったのは良いが、いざ乗ろうとしたらエンジンが掛からない」という内容。
ヒュンダイ(現代自動車)のディーラーも、現在は日本から撤退していますので、どうにもならないらしいです。
お話しを伺っていたら、あるところに『ピン!』ときまして、お客様にご納得をいただき、気になる部品をアメリカへ手配。
3日後、純正部品が届きましたので、現場へGO!
お車はコチラ

2006y ヒュンダイ JM というクルマらしいです。
型式はGH-JM27型。
初めて見ました…。。

日本で、現在何台くらい走っているのでしょうか?
お客様的には、イモビライザーキーを落とした際に、衝撃でイモビライザーのデータが飛んだのでは?との事でしたが、今までの経験上、キーがペシャンコに潰れてない限り、イモビライザーのデータは飛びません。
状況を確認して早速作業開始!
購入した部品を用意して、診断機で車両にアクセス。
10分後
エンジン ブルル~ン



予想が的中して良かったです

これ、クルマのセキュリティに関わる部分なので、あまり詳しくは書けませんが
単純に、車両の純正セキュリティが作動してしまっている状態だったので、エンジンが掛からなかっただけみたいですね。
最後に、イモビライザーのスペアキーを作成して完了です。

【MEMO】
下のセキュリティランプの点滅が、ヒュンダイは独特でした。(全車種がこうなのかは不明ですが)

・登録済みキーをIGに刺すと、上のランプが点灯します。→エンジンを掛けると消灯します。
・未登録のキーをIGに刺すと、ランプが点滅してから消灯します。
・未登録のキーもしくは、セキュリティ作動状態だと、セルモーターが回りません。(FORD/マツダみたいな感じ)
ご参考までに!
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理屈からいうと、イモビライザーキーを紛失してしまい、仮にイモビライザーキーを作成したとしても、このセキュリティを解除しないとエンジン掛からないんじゃないかなぁ…?
ってな事を考えながら、現場を後にさせていただきました。
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